疑弟〜ギテイ〜

<Sweet Orange Story

  Love 愛しき言霊>

弟「司」 9

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私の胸を揉んでいた右手が一度その手を止め、そっと顎下に司の指があてがわれ、ゆっくりと私の首筋をなぞって鎖骨を捉え、そのまま襟元から中への侵入を試みている。
肌に直接触れた司の指は熱く、まるで燃えるようだった。
耳元にあった息遣いが徐々に下に向かっていくと、うなじにたどり着いてそこから更に肩の方へといどうする。
ゆらりと生温かい司の息は私の肌に触れるたびに私も「はぁぅん」と息を1つ漏らす。
まるで私のその様子を嬉しそうに司は呟いた。
「ハァ…花梨……ずっと、こうして触れたかった。いつだって俺は花梨を求めて、見つめていたんだ」
「司……う、あっ!!」
私が吐息の中に司の名前を呼ぶと、司は私の肩に痛いほどに吸い付いて、その場所に赤い内出血を作った。
「花梨、俺の標……俺のものだという標……」
「お、お願い司……もぅ、やめて……」
「どうして?花梨も俺を求めてくれてるんでしょ?だから、こんなに感じてくれてるんでしょ?」
「そ、そうじゃな……私は……アンタの姉……」
「血はつながってないよ……」
私の言葉に一瞬司の手は止まったが、すぐに今まで以上に私の体を抱きしめて、一気に私の服の中へ手を入れて、ブラジャーをも通り過ぎて直接私の胸に触れて言う。
「ちょッ……はぅ!」
「ずるいよ、俺は素直になったのに、1人でそんな事……」
「ず、ズルイって……ぃや!」
「……花梨。言葉で嘘をついてもダメだよ……こんなに、こんなに感じてるじゃないか!」
「きゃぅっ!!」
司直接触れている私の胸を揉んでいた手の指の間に私のプックリと性感を実感して勃起している乳首を挟み込むと、挟み込んだまま胸を強く揉み上げた。
指の間に挟まれた乳首は捻り上げられるように締め付けられて、電気が走るような感覚が私の体を駆け上がり、司の腕の中で私はビクンと体を硬直させる。
胸全体を揉みほぐすように指を胸肉に絡ませて、指の間に入れた私の赤くはれ上がっているだろう乳首はその指に挟み込まれて痺れるような快楽を生み出し私は足に力が入らなくなっていった。
何も考えられなくなって力が抜けていく中で、私の胸を揉んでいない司のもう一方の手は私の洋服を脱がしにかかる。
(あぁ……)
ぎこちなく、スナップボタンを外され、汗ばんだ体に当たる外気の範囲が大きくなり、脱がされているんだと感じている時、司はワザと脱がせた私のシャツを私の目の前にぶら下げて床に落とした。
「綺麗だ……花梨の肌……」
そう言って司は私の体を再び抱きしめ、両手でブラジャーの肩紐をずらしていった。

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