疑弟〜ギテイ〜

<Sweet Orange Story

  Love 愛しき言霊>

愛しさ故 1

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遠ざかっていく司の気配と足音に私はフラフラと後ずさって、コツンとふくらはぎがベッドに触れると、そのままベッドに座り込んだ。
体に巻いていた布団をゆっくりと肌蹴てみれば、自分のあらわになった胸が現れ、私の鎖骨から胸にかけての上半身には幾つもの司の唇でつけられた赤い印が残っている。
そっと、その印に指をやれば、強く吸い付かれたせいか、少しビリッとした痛みが走り、先ほどの情景を思い出させた。
(司……)
大きな司の手でいやらしくその形を変えていた私の双乳は肌の上気した色と同じく色づいて、その中央では先ほどの刺激を今一度欲しいと欲しているかのように乳首がツンと天を向いて固く立ち上がっている。
いけないと思いつつも、ゆっくりとその乳首に手をやり、親指と人差し指で豆のようにプックリと膨らんだその先端を摘み上げた。
「あっ……」
未だ先ほどの余韻の残ったその乳首は自分で触れただけでも快楽をゾクンと運び込み、私は思わず喉を仰け反らせる。
(ぁんッ、、、き、気持ちイイ……)
ハァハァと息を荒くした私は司が居なくなったこの空間で、体が疼いてたまらなくなってしまっていた。
最後まで絶頂を味わいつくしたい。そんな思いをもう目の前に司が居ない中で止めるすべはなかった。
右手で左胸を、左手で右胸を覆って自分自身でそのいやらしい双乳を揉み込み、勃起した乳首を捻り上げる。
「ンんっ!……はぅ!」
私は今までのオナニーとは違って、先ほどまで司に愛撫されていたと言う気持ちが後押しとなるのか、いつも以上に感じ、数度乳首を刺激しただけでベッドに腰掛けていられないほどとなり、そのままベッドに倒れこんだ。
揉み解された私の胸はいつも以上に柔らかく感じ、乳首は今までにない硬さに思える。
「ぁっ!あぁ……ん!……んぐっ」
余り大きな声を出してはいけないと必死で喘ぎ声を堪えるが、自然と喉から漏れ出す喘ぎに私はベッドにうつ伏せになってその声を布団に染み込ませた。
(あぅ!あぁ、乳首を舐めて欲しい……司。司!)
私の中にはあの濡れた舌で弾かれ、吸い付かれる時の感覚が頭をよぎり、思わず司の名前を叫んでいた。
何度となく引っ張られ、捻られた乳首から生み出される快楽は、体全身をかけめぐり、股間を溶かし始める。
うつ伏せになったまま、私はゆっくりと右手を体に沿わせて腹からパンツのウエストを通り抜け、指先にパンティーのレースとリボンを感じながら股間の割れ目に手を入れた。
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