疑弟〜ギテイ〜

<Sweet Orange Story

  Love 愛しき言霊>

失望 5

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「花梨さん……花梨…さん…」
唇から首筋を通って鎖骨に吸い付く彼の唇の感触を感じながら、私の頭の中にあったのは司の顔。
司じゃない、わかっていても同じ力強さに同じように私を求める激しさに私は司を見ていた。
(司……)
チュパチュパと音を立てて私の肌を嘗め回す彼の様子をチラリと見下ろす。
彼の手は私の制服のブラウスのボタンを2つ外し、チラリと私の胸の谷間が見え彼は呟いた。
「あぁ、すごい……花梨さんのおっぱいだ。大きい……」
彼の息遣いは益々荒くなり、先ほどまで恥かしそうにしていた彼など、もうココにはいなかった。
背中に抱きかかえるようにしてまわされていたその腕はいつのまにか下へと移動している。
彼の右手が制服の上から私のお尻を味わうようにゆっくり撫で回わされ、唇は開かれたブラウスの胸の谷間に吸い付いていた。
荒い息が胸にかかる。
(……もう、どうでも良いわ)
私の気持ちはそれだけだった。
「嫌だ」とも「やめて」とも思わない。
汚れるだけ汚れれば良い、存在を知っていただけでその中身までは知らないこの男に全て奪い去られるならそれでもかまわない。
それが私の罰だ……
お尻にあった右手は腰を通って、私の左の太腿の外側を揺れ動き、そして、膝から内側に滑り込み、内腿をゆっくりと上がってくる。
ゾクリ……
背筋に何かが走った。
彼の手が太腿を上って来るほどに私の背中がゾワゾワとして、思わず背中を反らせる。
私の胸の谷間で私の匂いをかいでいた彼の顔に私の肌が当たった。
「花梨さん……そんなに、僕の事を」
勝手な勘違いをしている彼は私の制服のベストをずらし、現れた私の2つのふくらみを確認して、ブラウスの上から私の胸の頂点を探し出し、大きな口を開けてその頂点を口全体で含んだ。
「んっ……」
左胸を制服のブラウスとその下のブラジャーも一緒に吸い上げられる不思議な感覚に思わず私の声が漏れる。
それを聞いた彼は左手で私の右手胸を乱暴に揉み始めた。

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