疑弟〜ギテイ〜

<Sweet Orange Story

  Love 愛しき言霊>

過ぎし恋 7

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雄介の唇が再び私の唇と重なり、互いの舌を絡ませる。
「んっ……んふぅ……」
もう私の理性はそこには無かった。昔愛した雄介の腕の中に安らぎと優しさを求めて、ただ、今、この時を過ごしているに過ぎない。
私の唇にキスをしながら、雄介は私のタイトな制服のスカートを腰の方へと捲くり上げ、腰骨を通って、私のストッキングとパンティを一緒にずりさげた。
「ぅぁん!……雄介……」
「花梨、お前の体は俺のものだ……」
囁かれる言葉が私をさらにその行為へとのめりこませる。
雄介は私の唇から離れると私の膝に跨るように車の座席に膝をつき少し上から私の体を眺め、手に持ったストッキングとパンティを足元に捨てた。
(あぁ……雄介に見られている……全部見られているわ……)
雄介によって脱がされてしまった私は腰のあたりに申し訳程度のスカートを巻きつけているだけ。
そのスカートも雄介に腰まで捲くり上げられて、私は恥かしいほどに裸体を晒していた。
味わうように、確かめるように雄介の視線は私の体の上を通っていく。
ただ、それだけの行為なのに、私の体は熱くほてり、そして、息が上がっていった。
雄介の愛撫で私の体はきちんと座席に座っているわけではなく、少し腰をずらした状態になっているため、私に雄介が跨れば私の目の前には勿論雄介の股間がある事になる。
自然と視線は雄介の股間へと注がれ、明らかに大きくなっていると分るそのふくらみにそっと手を近づけた。
そこがとても狭苦しいと言うほどに大きくなっているふくらみ。
私の手は雄介のベルトへ伸び、ベルトを外して、ホックを取り、ファスナーをさげる。
雄介のスーツは上部にある3つの戒めが解き放たれればストンと自然と下に落ち、私の目の前にブラックのボクサーパンツが現れた。
光沢感のあるそのボクサーパンツの中心にそっと手を添えてみれば、ビクンとその中心は波打つ。
少し体を起こして、そのボクサーパンツにキスをして、そのまま唇をその上で動かした。
「ぅっ……はぅ!……あっ」
上から聞こえる雄介のうめき声が心地良い。
ウエストのゴムの部分に手をかけてパンツを下ろしていく。
私の息は上がり、ゴクリとつばを飲んだ。
その姿を見るのが待ち遠しいといわんばかりに下ろしたパンツの向こうから戒めを解き放たれて自由になったそれは現れた。

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