疑弟〜ギテイ〜

<Sweet Orange Story

  Love 愛しき言霊>

過ぎし恋 9

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口の中に出し入れされる硬い棒に私は自らすすんで舌を絡ませる。
こんなに自分の舌は動くのかと言うほどに柔軟に肉棒にネットリと絡みついた。
「ぅうっ……はっ……!」
雄介の途切れ途切れの喘ぎが私をさらにみだらにしていくようで、私はもっと雄介の声が聞きたかった。
そっと、私は自分の股間をいじって愛液にまみれた手で、雄介の睾丸を優しく握る。
「ウぁッ!……花梨……」
「んふぅ……んぐ……雄介……」
雄介は押さえていた私の頭をさらに激しくうごかし、あえぎの中で私に言った。
「クッ……雄介……イ、イキそうだ……」
「ングッ……んぁ……ん」
喉奥にまで入ってくる雄介の肉竿に口をふさがれ返事ができぬまま、私は雄介の肉竿を、睾丸をさらに刺激して雄介のいこうとする行為をサポートする。
「うぁ!イ、イク……っ!!」
「ぅん!んンぁふ!!」
「花梨!でる!!」
雄介の声と同時に口の中でビクンとはねた。
私の口の中にまとわりつくほどに濃い精子が放たれて、私は久しぶりのそれをゆっくりと飲み込んだ。
苦い……でも、出す気にはならなかった。
奥様との体の関係がないと言うのは本当のようで、その精子は濃く、量も多い。
(あぁ……まだ出ている……)
コクリコクリと飲み干したつもりでも、私の口の中には苦く白い固まりが入り込んだ。
「花梨……」
私の名前を呼んで、ゆっくりと引き抜こうとした雄介の肉竿を手で掴んで止める。
「花梨……無理するな……」
そういう言葉に私は首を振る。
雄介の優しさは昔から変わらない……快楽を求めても、それは相手の事を思う体のふれあい。だから、心地よかった。

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