疑弟〜ギテイ〜

<Sweet Orange Story

  Love 愛しき言霊>

揺れる花梨 1

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昨日は布団に入り込むと、一気に体力が無くなって、全裸だったがそれすら気にする事無く寝てしまい、目覚ましをかけて無くって、カーテンの隙間から入ってきた太陽の光が眩しくて目を覚ます。
体中がきしんでいる様な感じがして、体が重くって、大きな溜息と共にベッドから体を起こし、ベッドサイドの時計に目をやればもう既に11時を廻ろうとしていた。
「……もうこんな時間」
目を閉じて、額に手をやる。
体の節々だけでなく、腹筋も痛い。
雄介と付き合っていたときはどんなに激しいセックスをしてもこんなに体が痛む事はなかった。
第一、アレだけのセックスで足がガクガクになるなんて考えられもしなかったし、以前なら雄介も眠りこける事無く、朝まで私を抱いた事だろう。
(お互い、年を取ったって事かしら?)
体全体でそれを主張されているような感覚に溜息混じりに立ち上がれば、下腹部にズキンとした痛みが走り、愚かな自分の行為を改めて痛感する。
掛け布団をとって、全裸の自分の体を眺めた。
アレから何時間も、それこそ一晩経ったはずなのに、私の胸の中心はプックリと赤くその存在を主張している。
淫乱……。
そんな言葉が自分自身の体にはぴったりの様な気がしてきていた。
ジッと自分の体を見つめ、昨晩の出来事が頭の隅によぎっただけで体が疼き始めたからだ。
右手を滑らせ左胸を手で包み込む。
「んぁ……」
フルンと揺れた自分の胸に息が上がってきた。既に右手の指先は赤くプックリ膨れた乳首をつまみあげている。
「あぁ……ぁん!ぃや……」
顎に左手の平を当てて、口中に指を滑らせ、舌を指に絡ませ、あっという間に左手の指は唾液にまみれ、私は唾液に濡れたその指を恥丘へと向かわせた。
小さめに開かれたその秘処は既にビクビクと私をせかす。
黒い茂みをかき分けて、私の指は恥丘の割れ目に滑り込んだ。
「ぅふぁ…っん!」
亀裂に入り込んだ指には硬い赤い豆の感覚がコツリと当たり、その頂点をスッと擦り上げれば私は背中を反らせる。
数回、頭を行き来した指の感覚で私は上体を起こしていられなくなって、再び枕へと頭を下ろした。
それと同時に私の足は大きく開かれ、秘処をより開いて私の指を受け入れようとする。
ベッドの向こうにある化粧台の三面鏡に私の開かれた秘処が映り込み、その妖艶さに私は自分自身におぼれていった。
あっという間にクチュクチュという水音が部屋中に広がり、いつの間にか私は左手で裂け目を広げ、右手で開かれた裂け目のクリトリスを擦りあげ、摘まむ。
「はぅん!あぁぁあ!……イイっ!」
あられもなく叫び、ハァハァと息をする私は自分の蜜壷に指を挿入し、掻き混ぜ、コレでもかと突き立てた。
「あっ!はっ!あぅ!」
私の喘ぎは途切れ途切れになり、目の前が真っ白になっていく。
(そう、このまま……)
私は最後に入る限り奥まで自分の指を突っ込んでグルリと中で指をまわして、蜜液を掻き混ぜた。
「ぁっ!!……はぅ!あぁぁぁあ!!」
仰け反った体。三面鏡にはあられもない妖艶で淫猥な私の全裸が何人も映りこむ。
「……もう、ダメ……」
真っ白になった私は体を布団に沈めたまま、そう呟き、こうして真っ白に何も考えなくても良くなる、この淫欲の瞬間が今の私には救いなのかもしれないと妙な錯覚を覚えていた。





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