疑弟〜ギテイ〜

<Sweet Orange Story

  Love 愛しき言霊>

愛と欲 11

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「花梨、ねぇ、俺が欲しい?」
もう、迷いは無い。
私はコクリとうなづいて、決して口にすることはないだろうと思っていた言葉を継げる。
「司が欲しい。司に満たされたい。司に…してほしい」
私の言葉に司はうなづくことなく、膝裏に手を入れて、私の体を自分のほうに引き寄せ、足を開いた。
L字型に曲がった私の体は天井に向かって割れ目を晒し、司はそんな私の姿をジッと見下ろす。
下半身だけを逆さにされたような状態で、あふれ出てくる私の蜜は割れ目を伝い、お尻とおなかのほうへと滴り落ちた。
「すごい、溢れてるよ……」
内腿に温かい風が触り、そのまま、すすり上げる音が聞こえて私は顔を真っ赤にする。
溢れ流れ出たものまで全て舐め取り、割れ目に寄せられた口付けは蜜つぼの中にある蜜まで吸い上げ、それは私の中にある罪悪感まで全て吸い尽くされるようなそんな気分だった。
「飲んでも飲んでも湧き出てくる」
「うぅ、そんな事いわれても…」
「どれ位出るんだろう?試してみようか?」
「た、試すって?」
「フフッ、こうするんだよ」
自分の両肩に私のふくらはぎを乗せ、太腿を抱え込むようにした司は恥丘全体を包み込むように頬張る。
何が始まるのかと見上げる私の瞳を見つめて、何かをたくらむような微笑を向けた。
「つ、司?何を……ぁ、はぅ、あぁっ!」
司の口がモゴモゴと動けば、私の割れ目に自分の存在を主張していた蕾が舌先で刷り上げられ、体が跳ね上がる。
ただでさえ、雄介にいじられ続け、すでに私の体は限界に近い。
司の舌先が刷り上げていると思うだけで、意識は飛びそうになる。
「お、お願い…司。もう、限界なの…早く、私の意識があるうちに…うくぅ!入れて!」
必死で言う私だったが、司は聞いているのかいないのか、舌先を走らせながら、私の胸の中心をも抓りあげた。
「ひぃっ!司ぁぁ!」
食いしばった口の端からよだれがたれる。
私の様子に見かねたのか、横にやってきた雄介が、私がたらしたよだれを舐め上げ、チラリと司を見つめた。
「おい、自分の快楽もそうだが、相手の様子も見ろ。自分勝手なセックスはセックスとは言わないぞ。これだからやりたい盛りの坊ちゃんはしようがないな」
「う、うるさい!わかってるさ!」
司は雄介に怒鳴り、私の体に覆いかぶさって、雄介が舐め上げた場所を今一度舐めて、深く唇にキスをした。
熱く、ぎこちない司のキスに目を閉じた瞬間、下腹部に突き立てられる男根。
「ふぐぅ!」
予期せぬ衝撃に唇を離しそうになったが、司の手が私の頭を固定して唇が離れることなく、衝撃が何度も訪れる。
(凄い、力強い。壊れちゃ良そうだけど、もう、壊れてもいい)
司の硬い肉棒は私の膣道には少し太く、何度か刷り上げられて、私は絶頂に向かい意識を失ってしまった。

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